みなさんこんにちは！いのこうです
今回はホーチミン郊外に繰り出す第2弾として、「クチトンネル」に行ってきました！
ここではベトナム戦争のことを深く学ぶことができました。
今回はツアーに参加してきたので、ツアーの詳細と体験談/感想を綴っていきます！
クチトンネルとは
クチトンネルはその名の通りクチという場所にあります。ホーチミンの北西約70km。時間でいうと1時間から1時間半くらいの場所にあります。
そもそもクチトンネルとは、ベトナム戦争当時、南ベトナム解放民族戦線(通称ベトコン)によってゲリラ戦の根拠地として作られた、全長250kｍに及び地下にはりめぐらされたトンネルのことです。
このトンネルを使うことで、南ベトナム軍やアメリカ軍と対等以上に渡り合いました。
ちなみに、このトンネルはクチからカンボジアとの国境付近まで届いていたそうです。
この地域では現在も一部残されたトンネル内部や、当時の生活が再現された場所を見学することができ、ベトナム戦争の歴史に肌で触れるこができます。
※ベトナム戦争についてこの記事で深く記すことは避けます。自分は専門知識があるわけではないので。
ただベトナム戦争を知ることで得られる考え/知識は非常に多いと思います。なので各自で詳細を調べることを推奨します。
ここからはツアーの紹介や体験談を紹介していきます！！
ツアーに申し込む
クチトンネルへのツアーはホーチミン市内の多くの旅行会社が取り扱っています。どこも料金は同じくらいだと思います。
ツアー内容にもよりますが、2,500〜4,000円までが相場でしょう。
ちなみにツアー会社を介さなくても直接クチトンネルに行くことはできますが、個人で行くとガイドがつかなかったり、細かいところに気付けなかったりするのでツアーがオススメだと思います。それと、ツアー自体安いので。
僕がオススメするのはハロン湾のツアーでも使用したKKdayというアプリから申し込むツアーです。
ツアーのリンクを貼っておきます！↓
クチトンネルのオススメツアー
ツアーを申し込むと、メールかLINEで旅行会社からピックアップの時間が送られてきます！
僕の場合は朝8時でした！
貝殻や卵の殻を使ったアート工房を見学
道中では貝殻と卵の殻を使った作品を製作している工房に立ち寄りました。
めちゃくちゃ繊細ですごかった。不器用な僕にはできない作業です。
すごすぎません？
ちなみに場所はこちらです↓
卵の殻と貝殻のアート工房
作品を買うこともできましたが、ちょっと高かったので断念しました。
クチトンネルを見学
さあ、ツアースタートです！
入場
クチトンネルに着いたら、ガイドさんがチケットを渡してくれます。
チケットブースの近くには日本語の案内マップもあったので、貰っちゃいましょう。
これがチケット売り場。個人で来た方はここで買うことができると思います。
燃えにくい屋根の小屋を見学
入り口を抜けるといくつかの小屋が目に入ります。
この小屋はトンネルの入り口だったり作業場だったり色々な役目を果たしていたそうです。
屋根に使われている葉っぱが燃えにくいそうで、延焼を防ぐ効果があるそう。
植物やのに燃えにくいって、不思議やわぁ。
クチトンネルの歴史ビデオを鑑賞
まずは史跡を周る前に、ベトナム戦争についての学習ビデオを鑑賞します。
かなりリアルな映像が流れますが、目を背けずに見て欲しい内容です。
その後はスタッフの方が少し説明をしてくれます。
クチトンネルはただの移動手段だけではなく、生活の場でもあったということを教えてくれます。
これが学習ビデオのスペースの様子です。
クチトンネル史跡を歩いて周る
ビデオを見た後はクチトンネルの史跡内を周り、戦争当時の面影が残された場所を説明してもらいました。
これはトンネル内に空気を送るための穴が隠されたものです。上空からは見つけることができませんよね。
このスカーフを使って、トンネル内で荷物を運んだり赤ん坊を運んだりしていたそう。
当時の戦車も展示されていました。写真を撮ってもらっていたら、同じツアーに参加していたインド人の男の子が乱入してきた笑笑
罠の展示
当時使われていた罠も展示されていました。これに落ちたらと思うと、ゾッとします。
シークレットトンネル
米兵から隠れるための穴も見学、そして体験もしました。
小柄なアジア人は入れるが、武器を持った米兵が入れない大きさに設計されています。
体験した際にかなり狭く感じましたが、これでも観光用に大きく広げられたそうです。
こんな感じです。せっかく行くなら体験してみるのがオススメ！
射撃体験も可能
ちなみに射撃の体験をすることができます。
10発で60万VNDです。約3,700円です。
日本で体験するよりはかなり安いですかね？けど僕は断念しました。
AK撃ってみたかったな、、、
ライスペーパーの製造見学
ライスペーパーの製造過程も見学することができます。
ライスペーパーはベトナム料理ではよく使用されています。実際の作り方を見て想像とは違ったので、必見です。
クチトンネルを実際に歩く
実際にクチトンネルの中を歩いてみました。
めちゃくちゃ暗いしめちゃくちゃ狭い！！！
こんな中を武器や荷物を持ちながら移動してたなんて、、、
これでも観光用に広げられているらしい。かがみながらえっちらほっちら歩く。
ここ、20mで出ることができて、40m、80m、100mの好きなところまで行けます。僕はせっかくなので100mを選択。
ツアーメンバーで最後まで行ったのは僕だけで、出口にたどり着くと地上で待っていたツアーメンバーから拍手喝采を浴びました。
伝われ。この過酷さ。
クチトンネルを実際に歩く
トンネルの後は戦争時の主食だったキャッサバを食べて休憩です。
これが結構美味かった。
【番外編】ベトナム産よゐこ濱口優
クチトンネルの敷地内には、お笑い芸人のよゐこの濱口をモチーフにしたとしか思えない人形がありました。
思わず二度見した。
ホーチミン市内へ戻る
見学が終わったらバスはホーチミン市内へ戻ります。ホテルの近くでおろしてくれるので、嬉しいですね。
さいごに
クチトンネルはめちゃくちゃオススメです。
せっかくホーチミンに来たなら是非足を運んで欲しい。
その国の歴史を知らずに観光するのと、歴史を知った上で観光するのとでは感じ方に大きな差が生まれると思います。
僕が書ける情報は限られたものです。正しい情報や深い情報は各自調べていただくか、実際に足を運んでみてください！
次回はメコン川クルーズについてです！お楽しみに〜
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