【コルカタ】地獄のメトロ。生贄にされるヤギ。ビリヤニはハイデラバード超え!?

コルカタアイキャッチ画像 インド

みなさんこんにちは!

今回はコルカタでの行動記録を通してオススメの観光地やレストランを紹介します!

人口世界一の国インドで1番の人口密度を誇るコルカタの街歩きはどんな感じなのか、気になりますよね〜

宿で起きたいざこざも紹介します!

それではいきましょ〜

※1ルピー=1.8円で計算してください!(2024年3月11日現在)
※カーリーガート寺院のトピックではグロい描写がありますので、苦手な方は読み飛ばしてください

コルカタはインドの西ベンガル州の州都です。世界屈指のメガシティで、市域の人口密度はなんと、首都デリーやインドの最大都市であるムンバイ以上とのこと。イギリスの帝国主義政策における主要な拠点として建設され、イギリス領インド帝国時代の前半は植民地政府の首都機能を有していました。

コルカタの街並み
レトロなタクシー

昔はカルカッタという名前も使われていました。世界史をやってた人は聞いたことがあるかもしれませんね。

さぁ、そんなわけでバングラデシュを出てコルカタに到着しました。
本当は陸路で移動したかったんですが、e-Visaが空路限定やったんで仕方なく飛行機を使いました。

コルカタ空港
綺麗や

空港は綺麗ですね。ちなみに空の上からでも空気の汚さがわかりました。

夕陽inコルカタ
夕陽が綺麗

ただ夕日は綺麗でした。

そんなこんなで、いつも通り入国カードを書いてイミグレに進むと、担当官から質問責めにあいました。
理由は、短期間でインドの出入国を繰り返しているからです。聞かれた内容は、以下の通り。

・なんでシングルビザで一回で観光しないんだ?
・インドに知り合いが住んでいるのか?
・商売目的じゃないよな?
・なんでこの短期間に何度も出入国を繰り返しているんだ?

などです。それはまぁ当然ですよね。これに関しては僕が悪いです。

コルカタ空港からホテルに向かう際も何度かトラブルがありました。トラブルといっても、バングラデシュでのトラブルと比べたらかわいいものです。
1つ目はぼったくりタクシーの客引きです。

Uberカウンターinコルカタ空港
Uberカウンター

すぐそこにUberカウンターがあるにも関わらず、「ここはUber使えないぜ!」という嘘を堂々とついてきます。アホなんか。

交通事故inコルカタ空港
タクシー同士が衝突

2つ目は同士の衝突事故。これは目の前で見ただけですけどね。
特に警察を呼んだりすることもなく、ただ謝るだけで解決するあたりがインドらしい。

そんなこんなでホステルに着きました。

こんな感じです。場所は微妙ですがかなり綺麗ですし、シャワーもお湯です。
一泊500ルピー(約900円)くらい。同じ建物にレストランもあるので、食事にも困らないです。

※グロい描写があるので、苦手な人は読み飛ばし推奨です。

カーリーガート寺院
周囲

次の日の朝、まずはバイタクでカーリーガート寺院に向かいました。
コルカタはカーリー信仰が非常に厚く、カーリー寺院が数ヶ所あります。ここはその中でも異色の場所で、残虐を好む女神カーリーのために今でも午前中にヤギが生贄として捧げられています。

カーリーガート寺院
ヤギの断頭小屋

しかも、入り口から右手にある小屋で、生きたヤギの頭をナタで斬り落とすところを見ることができます。
僕も実際に見ましたが、鳴き叫ぶヤギの身体を複数の男が抑え、ヤギの頭がナタで一気に切り落とされます。首からは血がものすごい勢いで噴き出ていました。首がなくなった胴体はびくびく動き、切り落とされた首は猫車で運ばれていました。

カーリーガート寺院
カーリーガート寺院

それを見終わった後にカーリー寺院の中に入り、中を見てきました。ちなみに土足現金なので、靴は脱がなければいけません。盗まれたくない人は、入り口付近に溜まっている物乞いのお婆さんに頼んで靴を見守っといてもらいましょう。靴を回収するときに10ルピーだけ渡せばokです。
あと、カーリーガート寺院の周りには観光客を狙った詐欺師がたくさんいるので気をつけてください。僕が話しかけられたのは2種類で、1つ目は勝手についてきて「ここで靴を置いていかなければいけない。お祈り用の道具を持っていないと中に入れないからこれを買え。安くしてやる」と言ってくるものです。お祈りの道具がないと入れないというのは真っ赤な嘘ですので、無視して寺院に入りましょう。
2つ目は寺院の中で話しかけてくるタイプです。カーリー寺院は列が長く10分くらい待たなければいけないのですが、「俺は公認ガイドだ。500ルピー払えば列を無視して中に入ることができる」と言ってきます。正直ここはヤギの断頭がメインで、中はカーリーの像があるくらいで大したことはありません。そんな大金を払って列を無視するほどの価値もないですしそもそも公認ガイドが嘘なので、無視しましょう。
中は撮影禁止なので、外観の写真しかありません。

カーリーガート寺院
ヤギ

こいつもこれから殺されてしまうのだろうか。

カーリーガート寺院
清まった

久々に清まりました。

次にメトロに乗って、ダクシネーシュワル・カーリー寺院があるダクシネーシュワル駅に向かいます。

コルカタメトロ
チケットの列

満員のバスの中で渋滞に揺られるよりは少し高くなってもメトロがええなぁと思ってカーリーガート駅からメトロに乗ったんですが、これが間違い。めちゃくちゃ混んでる。千代田線の3倍は混んでたんちゃうか?
ちなみにカーリーガートからダクシネーシュワルまでは25ルピー(約45円)でした。

ダクシネーシュワル駅に着きました。

コルカタメトロ
ダクシネーシュワル駅
ダクシネーシュワルスカイウォーク
ダクシネーシュワルスカイウォーク

このスカイウォークなるもので寺院に向かいます。

ダクシネーシュワルカーリー寺院
デポジットカウンター

まずはここで靴を預けます。預け料は3ルピー

ダクシネーシュワルカーリー寺院
荷物預けカウンター

その後に入り口のところから中に入り、カバンを預けます。この寺院はカバンや携帯、カメラなど一切の持ち込みが禁止なので、カウンターで預けなければいけません。リュックと携帯で13ルピーでした。携帯は1台あたり3ルピーみたいです。預けたリュックは靴のカウンターの横で受け取ることができます。
人が多すぎるので、受け取るだけでも20分くらいかかりましたが…。

ダクシネーシュワルカーリー寺院
ダクシネーシュワル・カーリー寺院

さあ、いざ寺院の中に入ってみると、めちゃくちゃ広い。そしてでかい。そして日曜ということもあって、人が多すぎます。列に並んでみてメインの寺院内に入れたのは30分経ってからでした。
メトロでもそうでしたが、インド特有の列での密着具合、押してくる感じがコルカタはインドでナンバーワンな気がしました。中のカーリーは迫力がありました。気になる方は是非行ってみてください。

さあ、再び移動です。

チキンドッグ
チキンドッグ

朝から何も食べておらずお腹がペコペコやったんで、駅の売店でチキンカレーパン的なものを買い、腹ごしらえ。

コルカタメトロ
メトロ

そしてカテドラルとメモリアルを見るためにRabindra Sadan駅へ向かいました。始発駅からなら座れるし大丈夫やろうと思い再度メトロに乗りましたが、これも間違い。座れたはいいものの、乗車率がエグい。座っていてもしんどかったですし、何より一番きつかったのは降りる時です。

コルカタメトロ
乗車率えぐい

日本みたいに入り口付近の人が退いてくれることもないですし、乗ってくる人も降りる人を待たずに我先にと乗ってきます。降りる時めちゃくちゃ辛かったです。体がすり潰されそうになりました。

駅を降りてカテドラルとメモリアルを見に行きました。

コルカタカテドラル
木で見えへんカテドラル

しかし、カテドラルは日曜なので中には入れず。

ヴィクトリアメモリアル
ヴィクトリアメモリアル

メモリアルはイベントのために道路封鎖で行けず。何をしにきたのかわかりません。

2つについて知りたい方は以下サイトを見てみてください。

次に向かったのはマザーハウスです。

マザーハウス
マザー・テレサ
マザーハウス
マザーハウス

ここはかの有名なマザー・テレサが活動していた場所です。

マザーハウス
マザー・テレサの墓

マザー・テレサのお墓もあります。
入場料は無料ですし、コルカタに来たら一度行ってみるといいと思います。

晩ご飯はホテルの下にあるレストランでコルカタマトンビリヤニを食べました。

コルカタビリヤニ
コルカタマトンビリヤニ

これがめちゃくちゃ美味い。コルカタビリヤニの特徴は、薄めの味付けに巨大ジャガイモです。
今までハイデラバードのビリヤニが一番と思っていましたが、超えてきました
値段は300ルピーでした。オススメなのでぜひ!

宿では2つトラブルがありました。トラブルというかまあ、ちょっとしたいざこざですね。

まずは一つ目。1泊目の夜に大声で電話を続ける野郎がいました。23時くらいから電話が始まり、僕はイヤホンをして寝たんですが0時半にそいつの声で目が覚めました。
流石にうるさすぎたんで、「चुप रहो! बाहर जाओ!(黙れ!外行け!)」と言うと、ごめんごめんみたいな感じでこちらを見た後、小声になりました。いや電話は止めへんのかい!!!

2つ目は2日目の夜に僕の下の段のやつがホテルのスタッフを呼び、消臭剤を散布させた後に部屋にいる全員に対し、「お前らの靴が臭い!!外に置け!!」と怒鳴り始めました。しかし自分の靴は中に置いたまま。
部屋に匂いなんてなかったし、誰も気にしてへんかった。そいつ以外の宿泊客はみんな苦笑いで、「こいつヤバいやつやな…」的な感じで目配せをしてました。

さあ、そんな疲れるコルカタを離れ、世界遺産の大菩提寺があるガヤに向かいます!

ハウラー橋
ハウラー橋

駅に向かう時に有名な橋も通りました!

ハウラー駅も人が多いです。

ここからはインド国内でナンバーワンの人口密度を誇るコルカタの人の多さがわかる写真3選です。

コルカタメトロ
乗車率えぐい

①メトロの乗車率は300%超え!?

コルカタの街並み
イナ○物置??

②コルカタでは車に100人乗ってもだーいじょーぶ!!イ○バ物置!!

コルカタの街並み
バスの上も座席やねん

③コルカタではバスの上も座席なんだぜ!!!!

以上がコルカタでの滞在記録です!

人が多すぎましたし、宿でのいざこざなどイライラが溜まる街でした。英語もあまり通じないですし、ヒンディー語も通じへん。まあ駅とかお店ではヒンディー語通じますけどね。他の北インドと比べたらって感じ。なにより人が多すぎてしんどいので絶対に住みたくないと思いました。

ただ、カーリー寺院の見応えは凄かったですし、マザーハウスは素晴らしかったので、一度行く価値はあると思います。コルカタビリヤニを食べるためだけにならまた行きたいですね。

あと思ったんですが、バングラデシュでもコルカタでも、こちらから英語で質問する場合も向こうから話しかけてくる時も向こうがベンガル語で話してくる確率が95%くらいでした。英語が通じへんのもあるでしょうし、日本人は北東インドの顔に似てるのでインド人と思われたんでしょうね〜。

さあ、次回は世界遺産の大菩提寺があるガヤです!お楽しみに〜

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