みなさんこんにちは!いのこうです
今回はヴリンダーヴァンという場所でホーリーに参加してきた話です!
インドで開催される祭りのうちでも特に大きな2つの祭りのうちの1つであるホーリーがどんな感じか気になりますよね〜
それではいってみましょ〜
※1ルピー=約1.8円(2024年3月時点)
ホーリー祭とは
ホーリー祭とは、もともと豊作祈願の祭りでした。しかし、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざり、現在のような形になったそうです。
ホーリー祭では色粉や色水を掛け合います。これの由来は、カシミール地方の伝承で、この日に家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うために泥や汚物を投げつけたのが始まりとされています。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われています。もっと説明をしていくと長くなってしまいますので、興味がある方は下記サイトをご覧ください。
前日はデリーで過ごす
前回の記事の最後にラクナウからデリーに移動しました。ニューデリーの駅の近くで宿を取りました。
近くでご飯を。チキンターリーを食べました。体調不良で療養している間はインド料理を食べていなかったので、これが久々のインド料理でした。
ヴリンダーヴァンに移動
翌朝5時に宿を出て、コンノートプレイス近くのホテルで待ち合わせしていた友達と合流しました。よくブログに登場しているムンバイ駐在の友達と、彼の友達3人と僕の計5人でヴリンダーヴァンに向かいました。彼の友達のうちの1人がドライバーと車を出してくれるとのことで、甘えさせてもらいました。デリーから3時間少しほど走ってヴリンダーヴァンに到着しました。
ちなみになぜヴリンダーヴァンに来たのかというと、ここがクリシュナ生誕の地として知られており、インドで最も激しいホーリーが開催される場所やからです。
ホーリー開始
ヴリンダーヴァンに着いた瞬間、雰囲気がガラリと変わりました。
車は即座にインド人たちに囲まれ、まるでウォーキングデッドの世界に来たかのようでした。彼らは車にも粉をかけ、さらに窓ガラスを叩き、ドアを開けようとしてきました。少し奥に行き車から降りましたが、車のドアのノブは一つ破損してしまっていました。
さあ、いよいよホーリー開始です。歩き始めて5秒もたたんうちに粉をかけられました。もうあっという間に服も顔も汚れました。とりあえず寺院に向かって歩きますが、日本人5人が固まって歩くとやはり目立つんやろうな、めちゃくちゃ粉をかけられます。
こちらも負けじと粉をかけます。
歩いてるとインドあるあるのセルフィー依頼の嵐です。めちゃくちゃ写真を撮られました。
テレビ取材
そして寺院の前で待っていると、なんとニュース番組にインタビューされました。
この様子はYouTubeにも載っているので、ぜひ見てください。
僕の友達のインド英語が見どころです。
寺を目指して歩くも…
メインの寺院が開かないので近くにあった寺院に行きました。
ここで清まった後、ハヌマーンと写真をパシャリ。なかなかええ写真やろう??
そして奥にある別の寺院を目指し歩きます。ここでも攻撃を喰らいます。泥水をかけられたり、めちゃくちゃな量な粉をかけられたり。
そして5人グループは途中で逸れてしまい、2人と3人(僕はこっち)になったのですが、途中で女の子が後ろから目に直接粉を入れられてしまい、まともに歩くことが出来なくなってしまいました。
優しいインド人たちが水を持ってきて助けてくれましたが、ヴリンダーヴァンのホーリーはクレイジーなので、バカなインド人たちが多数います。
去年も日本人女性が(場所はヴリンダーヴァンかどうかは分からへんけど)ハラスメント被害に遭ってましたね。とにかく日本人女性は狙われやすいです。
僕らはこれ以上進んでしまうと危険やと判断し、引き返すことにしました。引き返す時にも狙われ続けました。一度硬い塊を投げてきたやつの胸ぐらを掴むまでの事態にも発展。やめろと言ってるのにやってきたわけですから、こちらも抵抗しないと更にやられる可能性がありますからね。
ちなみにはぐれた2人は目的の寺まで行き、クレイジーな雰囲気を味わったみたいです。
デリーに戻り、腹ごしらえ
逸れた2人とも合流し、服を着替え車でデリーに戻ります。
途中サービスエリアでマンゴークルフィも食べ、車を出してくれた女性の家に。そこでシャワーを浴びてドミノピザを食べ体力も気力も回復しました。
ムンバイに帰る
そして飛行機でムンバイに帰ります。久々のムンバイ。ただいま。
さいごに
今回はホーリーに参加した体験談を書きました!
めちゃくちゃ楽しかったですが危険とも隣り合わせの祭りです。初心者はヴリンダーヴァンではなく他の地域の優しいホーリーに参加するのがいいと思います。
次回はムンバイ観光編です。お楽しみに〜
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