【ソフィア】ブルガリアの首都を観光!郊外の世界遺産2つのフレスコ画が美しすぎた

ソフィアアイキャッチ バックパッカー

みなさんこんにちは!いのこうです
今回はブルガリアの首都ソフィアでの滞在記録です!
主要な観光地を周ってきたのでそのレポートと、ソフィアの歩き方も軽く解説しています!
2日目に関してはツアーで周ってきたのでそちらの紹介も。
ソフィアのおすすめ観光地やバス・トラム・メトロなどの交通機関の乗り方について知りたい方は必見です!
それではいきましょ〜
※1レフ=約86.5円(2024年5月時点)

ソフィアとは

ヨーロッパ最古の都市の一つでありブルガリアの首都となっているのがソフィア。

ソフィア
大聖堂

ブルガリアといえばヨーグルトが有名ですが、ソフィアの魅力はそれだけではありません。東西の文明が交わり、様々な宗教が入り混じるこの都市には、複数の世界遺産を含む魅力的な建築や観光地が多数存在しています。

ソフィアの歩き方

まずは簡単にソフィアの歩き方を解説していきます!

市内の移動方法

ソフィアの市内での移動方法は主に3つで、バス、トラム、メトロがあります。どれも一回の料金は一律1.6レフ(約138円)です。

ソフィア
バス
ソフィア
バスチケット

と思ってたら、バスで手渡しで料金を渡すと2レフでした。運転手に直接渡すんやと高くなるんかな?

ソフィア
券売機

メトロやとこんな風な機械があります。または窓口で購入することもできます。

ソフィア
切符

乗車券はこんな感じ。ネットの情報によるとどうやら30分間有効らしく、乗り換えし放題らしい。これはトビリシの90分乗り換えokシステムと同じやね。

ソフィア
トラム

旅行者が一番使うのはトラムかな。Googleマップで簡単に経路検索ができます。トラムは停留所近くのキオスクか、トラム内で直接一回券を購入します。

ソフィア
バスの読み取り機

もしくはこの機械にクレカをかざすだけで払えます。

トラムの停留所には何番がどこに行くのかの案内板や、何番があと何分でくるのかの案内があって優しいです。

結論、電車は券売機で購入、トラムとバスはクレカ持ってれば乗れます。キセルできそうなガバガバシステムですが、一度検察係がやって来たのでリスクはありますし、そもそも犯罪ですのでやらないように。
まあこんな説明をしてますが、毎度のぶよさんのブログがさらに詳しく説明しているのでリンクを貼っておきます。僕みたいなコーカサス&バルカン半島初心者が出しゃばるのは、ここら辺でやめておきましょう。

ソフィア
バス

おまけやけどバスにSOSのボタンあったわ。

配車アプリ

使ってないですが、配車アプリはTaxiMeってやつがいいらしい。

長距離バス

FlixBusを含む長距離バスが発着しているのが北側にある、バスターミナルです。

ソフィア
バスターミナル

鉄道駅のすぐそばにあります。近くまでトラムで行けるので便利!

到着

アルメニアの首都エレバンから格安航空のWizzAirを使い深夜にソフィアの空港に到着しました。イミグレは軽い雑談(「日本から来たの〜?」とか「この次はどこ行くの〜?」だけ聞かれた)だけで終わり、荷物を回収した時にはすでに午前2時を過ぎていました。

ソフィア
ターミナル1

ターミナル1に着いたんですが、あまりにも質素。これからどうしようか。宿は24時間フロント対応らしいがチェックインできるんか分からん。とりあえず空港泊も視野に入れて、メトロの駅があるターミナル2に向かうのが得策か。んなわけで、100レフ(8,650円相当)をキャッシングで手に入れ、出口へ。

ソフィア
ターミナル間バス

出口を出て目の前に停まっているバス(無料。感謝。好き。ありがとう)に乗り、ターミナル2へ向かいました。

ソフィア
寝れん

うーん、寝れる感じではないな。ベンチも少ない。宿に連絡してみたら7時にレセプションが開くらしい。荷物は置けるけどベッド使えるのは14時かららしいわ。ってことで座って時間潰す。ネトフリで範馬刃牙でも見よう。刃牙と勇次郎の親子喧嘩でも見とこう。

宿に向かう

日が昇ってきたので宿に向かいます。まずはメトロで市内中心部のSerdika駅まで向かいます。

ソフィア
メトロの駅

空港のすぐ側に駅があるのでそこから乗ります。

ソフィア
券売機

チケットはこの機械で買えるようですが、20レフ札を入れても返ってくるので窓口で購入。

ソフィア
切符

上でも紹介しましたが、料金は一律1.6レフです。

メトロはかなり綺麗ですね。

ソフィア
電車で移動

空港からSerdika駅までは約30分でした。Serdika駅から宿へは歩きました。あいにくの雨です。

チェックイン

今回泊まったのはここ。

ソフィア
宿の受付

市内中心部に固まっている観光地にも徒歩でアクセスできる、立地のいい宿です。

ソフィア
宿の共用ルーム

共有スペースはかなり広いしキッチンも充実してます。

1泊1,700円ほど。

散策

宿で少し休んだ後に、散策に出かけました。

ピザ

まず最初はあまりにも腹が減っていたので、ピザを食べにいきました。

ソフィア
ピザ

フォロワーさんに教えてもらった激安ピザです。

このサイズで1枚1.4レフ(約121円)は素晴らしすぎる。味もちゃんと美味い。

ウーマンズ・マーケット

ピザ屋から歩いてウーマンズ・マーケットと呼ばれる市場へ。

服や雑貨、食品など様々なものが売られていました。

Banya Bashi Mosque

次にソフィアの中では珍しいモスクへ。

ソフィア
モスク

外観はこんな感じ。小さめです。

ソフィア
モスク

中もコンパクトですが、綺麗な装飾に彩られていました。

セルディカの遺跡

次にセルディカの遺跡です。

モスクのすぐ側にあるんですが、いきなり遺跡が現れます。

普通に通路になってるところに移籍があるのがびっくり。セルディカとは世界最古の都市の一つであるソフィアのかつての名称です。セルディカ時代の名残を感じさせます。

ソフィア
教会(寺院?)

すぐ側には寺院もあります。

聖ネデリャ教会

モスクから歩いて5分のところにあるのが聖ネデリャ教会です。

ソフィア
教会

10世紀に創建されたと言われている、謎の多いブルガリア正教の教会。他の教会とは異なり、石造りの基礎に木造建築の装飾となっています。何度も破壊されては修復を繰り返してきた歴史があるらしい。

中はこんな感じでめちゃくちゃ綺麗。なお写真を撮るには5レフ(約430円)を払う必要があります。

ソフィア
お祈り

家族にお祈りを受けていました。

聖ゲオルギ教会

こちらはバルカン半島最古のキリスト教会で、ローマ帝国時代の4世紀に創建されました。

ソフィア
教会
ソフィア
教会

外の写真は撮れますが、中の写真はNG。荘厳で綺麗でしたよ。

ソフィア

扉までしか撮れません。周りには物乞いがたくさんいました。

イヴァン・ヴァゾフ国立劇場

次に向かったのはイヴァン・ヴァゾフ国立劇場。

ソフィア
国立劇場

ブルガリア国内でも随一の歴史を誇る劇場らしい。1906年に建設されました。

奇蹟者聖ニコライ聖堂(H3)

ここはロシア正教会の聖堂です。1882年のロシア・トルコ戦争でロシア帝国が勝利し、その後に建設されました。

ソフィア
外観

ここも外観しか写真は撮れません。中はめちゃくちゃ綺麗で、ここでも家族がお祈りを受けていました。日曜やからかな。

The Basilica of Saint Sofia

ソフィア観光のメインである大聖堂に行く前に、ここに寄りました。

ソフィア
教会

レンガ作りです。ここも中は写真を撮ることはできませんでしたが同じくお祈りが。他の教会と比べると豪華さに欠けましたが、厳かな雰囲気がありました。

【メイン】アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

ソフィアでメインの観光地です。

ソフィア
でっかい

ブルガリア正教会の総本山であり、ネオビザンティン様式で建てられています。金メッキのドームの最高到達地点は45メートルと、かなりの大きさです。総面積も広く、世界最大の正教会の一つとされています。

ソフィア
内部

中はほんまに素晴らしかったです。めちゃくちゃ綺麗。

写真を撮るには10レフ(約860円)払う必要がありますが、流石にここは写真に収めたかったので払いました。
ちなみに、短パンで入るのは絶対にダメで、マクゴナガル先生みたいな怖いおばさんのスタッフが短パンでやって来た観光客を怒って追い返してるのを2回目撃しました

イーグル橋

ここも観光地らしいが、、

ソフィア
イーグル橋

微妙でした。

乗り間違えた

4番のトラムに乗って帰ろうとしたら、間違えて4番のバスに乗ってしまい、街の離れた東側へ行ってしまいました。Wi-FiもSIMもないので絶望ですが、ずっと乗ってたら元いた場所に戻るやろうと思い、ずっと乗ってました。

ツアーで世界遺産2つを周る

滞在2日目はツアーに参加し、郊外にある世界遺産のリラ修道院とボヤナ教会を周ってきました。ツアーはオーディオガイド込みで5,961円でした。申し込みはKlookから行いました。

集合場所へ

集合場所はアレクサンドル・ネフスキー大聖堂の近くです。

ソフィア
ツアーバス

バスがあるのでガイドの人にバウチャーを見せて乗り込みます。

ボヤナ教会

まずはボヤナ教会です。

入り口

入り口です。

チケット購入

チケットカウンターで内部に入るチケットを買います。10レフ(約865円)です。

ボヤナ教会

これがボヤナ教会。ボヤナ教会は世界文化遺産に登録されており、11世紀、13世紀、19世紀に作られた教会がくっついてるのが特徴です。

ソフィア
ボヤナ教会

このように横から見ると、3つの違う時代の教会がくっついてるのが分かります。中には美しすぎるフレスコ画が多数描かれており、89の場面に240人もの人物が登場します。撮影禁止なのが残念でした。

リラ修道院

次に2時間ほど走りリラ修道院へ。10世紀に造られ、12世紀の第二次ブルガリア帝国の発展とともに権威が高まりましたが、14世紀の大地震で全壊。14世紀に再建されてからブルガリア正教の信仰の中心地として発展しました。多くのブルガリア人にとっての歴史的・宗教的に重要な聖地となっています。

ソフィア
入り口

ここが入り口です。

ソフィア
リラ修道院

これがメインとなる聖母聖堂です。綺麗ですね。

周りにはフレスコ画が大量に描かれています。中もフレスコ画や装飾がめちゃくちゃ美しかったんですが撮影禁止。

ソフィア

裏側には川が流れている。

ソフィア
美味い

ブルガリアの朝食として有名らしいメキツァを食べた。1レフ(約86円)と安い。

ソフィア
リラ修道院

修道院の周囲はこんな感じで囲まれてます。観光客は上られへん。

温泉

バスでソフィアに戻ってきて解散した後は昨日行きそびれた温泉へ。

ソフィア
博物館

晴れるの1日半遅いわ。

ソフィア
温泉

ここが温泉。入るのではなく、飲みます。

ソフィア
温泉

みんな汲んでますね。飲んでみたけど別に美味しくはない。ただ、温泉を飲んでるなあって感じ。

晩ご飯

晩ご飯はブルガリア料理を食べたくて目をつけてた店に行ったけど満席。

テキトーに入った店でクラフトビールとパスタを注文。ちょい高かったけど美味しかったで満足。

街並み

最後に街並みを載せておきます。

博物館とか、綺麗な建物とか銅像とかです。

ブルガリアはレンタサイクルと、旧ソ連と同じくキックボードもあります。乗ってる人は見やんかったけどね。パンチングマシーンはなかった。

バスでセルビアの首都ベオグラードへ

2日間観光を満喫した後は、ヨーロッパでの格安移動の手段として鉄板でもあるFLIX BUSでセルビアの首都ベオグラードに向かいました。

ソフィア
バスターミナル

バスステーションはこんな感じ。ソフィア-ベオグラード間のバスは38.9€(約6,588円)でした。意外と高いか?でも国同士の首都間で7.5時間の旅路なら妥当な値段か。

ベオグラード行き
バス

今回以降のバスはこれより全て安いので、この区間だけちょい高いのかもしれん。

出発から1時間でイミグレにつきました。出国は質問なしでザルでした。

ベオグラード行き
スタンプ雑い

しかしなんでスタンプ縦に押した?

そしてセルビア入国です。

ベオグラード行き
スタンプが逆さ

スタンプ適当すぎ、逆さに押すなや。

ベオグラード行き
休憩所

その後休憩所で20分間の休憩があり、再び出発。お菓子買った。

ベオグラード行き
菓子パン

2時間半後にまた30分間の休憩。みんながケバブやサンドイッチを買ってる中、僕はコンビニで菓子パンを買いました。1.9ディナール(約276円)です。
ブルガリアから既にそうでしたが、ちょっとずつ物価高を感じています。より西や北に行くともっと物価が高くなると思うとこの先が心配です。

ベオグラード
到着

そして出発から1時間半でベオグラードのバスステーションに到着。時間は14時40分です。14時着予定やったから40分の遅れ。まあ優秀かな。インドの列車に3時間遅れくらったりされてること考えたら優秀すぎる。賞状あげたい。さあ、ここから宿に向かいます。

さいごに

今回はブルガリアの首都ソフィアでの滞在記録でした!
市内中心部は微妙でしたが,郊外の世界遺産は素晴らしかったですね。
次回はセルビアの首都ベオグラードでの滞在記録です!お楽しみに〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました