みなさんこんにちは!いのこうです
今回はセルビアの首都ベオグラードでの滞在記録です!ベオグラードの観光地を色々周ってきました。
ベオグラードの歩き方も簡単に解説しています!ベオグラードのおすすめ観光地やバス・トラムなど交通機関の乗り方について知りたい方は必見です!
特に今回僕が周った観光地は全て入場料がかかりませんでした。それではいきましょ〜
※1ディナール=約1.45円(2024年5月時点)
ベオグラードとは
バルカン半島の真ん中に位置するベオグラード。旧ユーゴスラビア時代も首都であったこの街はバロック風のおしゃれな建築と、社会主義時代の簡素なビルが混在しています。

「セルビア人はコーヒー無しでは生きられない」と言われるほどコーヒー文化が盛ん。おしゃれなカフェを探すのも楽しいでしょう。
ベオグラードの歩き方
ベオグラードの歩き方を簡単に紹介していきます。
バスとトラムの乗り方
ベオグラードで移動に使われているのがバスとトラムになります。それぞれ1回の乗車ごとに50ディナール(約73円)です。旅人が使うべきは1日券。120ディナール(約174円)です。

BeogradPlusというアプリで買うことができます。英語表記もあるし、クレカも弾かれへんし安心。エリアはAとBとC(A+B)がありますが、観光地や安宿はAに固まってます。
アプリでもチケットを表示させることはできますが、スクショするとQRコードが表示されへんカス仕様になってるので、電波がないと詰む。そのため、メールでPDFが届くので保存しておきましょう。ただ、ベオグラード滞在の二日間で何度もバスに乗りましたが検察係は一度も見かけませんでした。キセルし放題です。でも、絶対にダメですよ。犯罪は良くない。

乗換案内はGoogleマップかMaps.Meを使えば大丈夫。

バス停には何番のバスが何分後に来るか表示されています。

ちなみにバスにはフリーWi-Fiの表示はあるけど基本繋がらん。期待せんほうがええ。
長距離バス
長距離バスが発着するのが西側にあるバスターミナルです。

ソフィアから到着した時もここでした。サラエヴォへの移動もここ発でした。

ちなみにバスターミナルの乗降場に入るために220ディナール(約319円)を払う必要があります。

払うのはこのカウンターの左端の12番です。カード払い可。ちなみにバスターミナルにWi-Fiはありません。
チェックイン
さあ、バスステーションに到着した後はトラムとバスを乗り継いで宿に向かいました。
てか、セルビア暑い。ジョージア、アルメニア、ブルガリアと涼しい&寒い場所が続いとったから、いきなり暑くなってくりびつてんぎょー。なお風がめちゃくちゃに強い。

SIMを買ってへんかったけど、ブルガリアにおった時にバスステーションから宿までの乗換案内スクショしてたからなんとか辿り着けた。

今回泊まったのはここ。一泊1,600円ほど。

庭では洗濯物も干せた。シャワーもめちゃくちゃあったかい。バスタオルも無料で貸してくれた。


番犬と番猫もおった。
散策1日目
トビリシ以降洗ってへんかった長ズボンを洗い、干した後は軽く散策へ。
聖ミカエル教会
まずはバスで西に向かい、要塞を目指してる途中にあった教会へ。めちゃくちゃ綺麗でした。

外観はこんな感じ。ただね、中がヤバいんです。

めちゃくちゃ綺麗。


セルビアの教会素晴らしいですね。
ベオグラード要塞
次にベオグラードで一番の見どころとされているベオグラード要塞へ。先ほどの教会からは歩いてすぐです。一番初めは紀元前4世紀に建設されたらしい。現在までに様々な王国や帝国に支配されてきた歴史を持っており、多種多様な文化と歴史を感じることができます。要塞での戦いの数は100回を超えてるらしい。戦いで要塞が破壊される度に、修復を繰り返してきたとのこと。
要塞をめぐって戦ってんのに要塞壊してまうのね。まあしゃないか。ちなみに現存しとる要塞はほとんどの部分が18世紀にオスマン帝国とオーストリア・ハンガリー帝国によって再建されたものらしい。

早速景色が綺麗やけど曇ってるなあ。

なぜここにししおどしが???

これは勝利の像らしい。丸裸や。

要塞はこんな感じ。うーん、曇ってる上になんか、、、
ショボくね???
これが一番の見どころとしたら、ベオグラード微妙か?と思ってしまいました。
聖ルジツァ教会
次に要塞内にある聖ルジツァ教会へ。

外観はこんな感じ。魔法使いが住んでそうな雰囲気やね。ここもね、中が凄かったんよ。

ほら、なかなかええ雰囲気やわ。第一世界大戦の時に大部分が破壊されてしもたらしい。んで、その後にロシア人の亡命建築家が1925年に再建してんて。グッジョブやわ。
世界一周旅人同士でご飯会
夜は同じく世界一周をされているさきさんとけんたろうさんと会って、晩ご飯を食べました。

さきさんとはラオスで一度会っていて、まさかの2回目の再会がセルビアになりました。

セルビアビールで優勝。

そしてセルビア料理をいただきました。めちゃくちゃ美味しかったな。
色んな旅談義で盛り上がって、楽しい夜になりました。
散策2日目
次の日は宿に荷物を置いて散策に出かけました。
ベオグラード要塞再び
前日が曇りやったから、リベンジのためにもっかいベオグラード要塞きた。


うん、晴れててええ感じやわ。

景色もめちゃくちゃ綺麗。最高。


要塞も晴れるとちょっと映えるね。

これは勝利のモニュメントらしい。

大事な部分がモロ出しです。

東側のゲートのそばには何故か軍事品の展示が。ちなみにこの要塞はアホにまみれています。僕はこの要塞を歩き回るだけでセルビアの国民性がなんとなくわかりました。

まずはクライミングしてるやつ。何しとんねん。


次にテニスコートとバスケコート。こんなもん歴史のある要塞に作るな。

そして極め付けは謎の恐竜たち。「ここに恐竜置いたらおもろいんちゃうか!」って言い出したやつ、何考えてんねやろ。スベっとるで。でもこれでセルビア人が喜んでるんやとしたら、感性を疑います。
クネズミハイロ通り&共和国広場
次に要塞から共和国広場へ伸びているクネズミハイロ通りを歩きました。

確かに綺麗やけど、別にショッピングとかしやんバックパッカーからしたら、ただの道でした。セルビア王室のミハイロ王子の名前から取ってるらしい。


共和国広場もこんな感じ。特に面白みがない。銅像を中心に謎にステージ組んでるのも訳わからん。セルビア人って何がしたいん???
聖マルコ聖堂
バスに乗り聖マルコ聖堂に向かいました。

18世紀〜19世紀にかけて作成されたセルビアのイコンが飾られています。中は撮影あかんかってんけど、確かにめっちゃでかいキリストの絵とかあったし、なかなか見応えあったわ。
NATO空爆ビル(テレビセンター)
次に教会の裏にあった空爆の被害が残る建物へ。

有名な空爆ビルとは多分ちゃうとこやねんけど、ここも負の歴史を感じさせてくれますね。戦争はあかんほんまに。
聖サワ大聖堂
バスに乗り、バルカン半島で最大の大聖堂へ。

このはセルビア正教の大聖堂で、「サワ」とはここで祀られている聖人を意味します。2020年10月に完成したばっか。

中はめちゃくちゃ広いし綺麗です。






これは凄いな。


ちなみに地下もありました。
街並み
最後に町並みを載せておきます。

落書き多いんですよね。これコソボの独立許さんぜって感じよね多分。

バスの中にも落書きあったし。

綺麗な建物や公園もあります。


公園にあったこれ気になったんやけど、アゼルバイジャンと仲ええんやろうか?




まあ感想としてはチグハグな街やなって感じですね。古いのと新しいのがまとまりなく混在してるような街でした。あとは歴史のある要塞を変に改造してるところが好かん。
サラエヴォに移動
2日間の滞在を終え、夜行バスでボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォに向かいました!

道中は雨で大変やった。

乗り場に行くために220ディナール(約374円)を払いました。こんなん初めてやわ。クソシステム…。
同じバスにデリーから来た3人がいました。多分家族かな?久々にヒンディー語で会話したわ。

22時にバスステーションを出発しました。Wi-Fiの表示があってWi-Fi実際に飛んでましたが全く繋がりませんでした。セルビアのWi-Fiにはもう期待しません。

バスの中では買っておいたサンドイッチを食べました。これも安くはないんよな。。。
斜め前の男2人が23時やのにイヤホン無しで動画見ててめっちゃ腹立ちました。

このバス、天井というか荷物棚?の高さ低くて毎回立ち上がる時に頭打ってた。いや学べよ俺。
2時間半走ったら休憩所に。100ディナール余ってたので宿で飲む用のコーラを購入。

深夜2時には国境に到着。質問無しでセルビア出国。

相変わらずスタンプが雑い。同じページに押させるようにわざとページ開いて出したけど、スタンプ隣に押さないのね。
そして3時にボスニアに入国。

スタンプが雑い!!ちゃんと綺麗に並べたら8個押せるのによぉ…
中央アジアを見習え!!!


そしてしばらく走ってるとFocaという街で5時に叩き起こされ、バス変更。
どうやら元のバスはモスタルに向かい、サラエヴォに行く人は乗り換えるらしい。

この街綺麗やな。
ほんで、時間通りにサラエヴォに着きました。
さいごに
今回はセルビアの首都ベオグラードでの滞在記録でした!印象は変な街やな〜って感じでしたね。正直要塞でのマイナスイメージが凄すぎて、セルビア人の感性を疑ってます。
ただ、爆美女がめちゃくちゃ多かったのは高評価です。あとは飯も美味い。
次回はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォの滞在記録です!お楽しみに〜
コメント