みなさんこんにちは!いのこうです
今回はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ(サラエボ)での滞在記録です!
サラエヴォの観光地を色々周ってきました。サラエヴォのおすすめ観光地について知りたい方は必見です!
特に今回僕が周った観光地は全て入場料がかかりませんでした。それではいきましょ〜
※1兌換マルク=約87円(2024年5月時点)
サラエヴォとは
ボスニア・ヘルツェゴビナは東西の文明の十字路として、オスマントルコ、オーストリア・ハンガリー帝国など各時代の支配者の影響を受けてきたため、実に多様な文化を残してきた歴史があります。
サラエヴォは旧ユーゴの指導のもと経済成長を遂げ、1984年にはオリンピックが開催されました。1990年代前半は紛争もありましたが、たくましく歴史を重ねてきた街です。
中心部へ向かう
無事にサラエヴォに着きました。
時間ピッタシの到着です。
ここからトラムに乗ろうと思ってたんやけど、乗車券買うためのキオスクが見当たらんくて結局2kmちょい歩きました。サラエヴォ市内とかボスニア内での移動についてはバルカン半島では毎度お世話になっているのぶよさんのブログがやはり最適解。リンク貼っておきます。
早速綺麗な街並みですね。
川も綺麗やわ。いや、川の色おかしくね?
まあカモが泳いどるし大丈夫か。
チェックイン
今回泊まったのはここ。教会のすぐ近くにあって立地が素晴らしい。
中国人のオーナー家族が経営してた。そのせいか他の宿泊客も中国人ばっかやった。
写真ないけど、キッチン広くて良かったわ。シャワーも快適やった。1泊11ユーロ(約1,865円)でした。
散策
サラエヴォの市内を観光してきました!
聖神女誕生大聖堂
まずは教会から。バルカン半島でも最大級のセルビア正教の聖堂です。
中は撮影禁止でした。しかも入ろうとしたら怖いおっさんに怒られた。入場料払う場所どこにも見当たらんかったし。優しくしてやぁ〜。
マルカレ市場
ここはかつてサラエヴォ市民の台所として機能していました。
紛争当時は食糧難であり、市場に並ぶ食品は限られていたそう。ですがそんな中で生活に必要な水が配られていたのがこの場所です。
市民生活の場所として非戦闘地域に指定されていましたが、1994年2月5日にセルビア人民軍によるミサイル攻撃を受けてしまい、水をもらうために並んでいた市民68人が死亡、200人以上が負傷するという悲しい事件が起きてしまいました。
市場の裏側には犠牲となった人々の名前が刻まれています。
中はこのように小さな市場になっています。
永遠の炎
第一次世界大戦の犠牲者を追悼する目的で灯されています。
観光客で賑わってました。
イエスの聖心大聖堂
サラエヴォの中心にあります。
でかいし綺麗やし。
中は撮影禁止でした。側面には銃弾の跡も残っている。
これはサラエボ・ローズと呼ばれており、ミサイルによって死者が出た場所の跡です。
フェルハディヤ通り
メインストリートを歩きます。
オーストリア=ハンガリー帝国時代の美しい建物が並んでいます。ヨーロッパって感じする。
サラツィ通り
フェルハディヤ通りをまっすぐ進むとサラツィ通りに出ます。
急にイスラムっぽい雰囲気に。活気がありますね。
お土産ストリートもありました。
ガジ・フスレヴ=ベグ・モスク
サラツィ通りの中心にあるモスク。
ボスニアは東欧では珍しくイスラム教徒が多いらしい。
しっかりミナレットもある。
側には時計塔もあります。
セビリ
サラエヴォではこれが一番有名かも?
オスマントルコ時代の水飲み場であり、今も現役。
景色がめちゃ綺麗でした。
ハト広場という異名があるだけあって、ハトがやたら多い。
ハトを手懐けている少年たちも多数。
近くではパン作ってるおばちゃんも。
カザンズィリュク通り
セビリのすぐ近くにある細い路地です。
ええ雰囲気。
イスラムっぽい銀細工や銅細工の製品が売られている。
職人発見。カンカンという音が響いていました。
ラテン橋
ここはラテン橋。
悲しい歴史であるサラエボ事件が起きた場所です。当時サラエヴォを支配していたオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子夫妻がこの橋で銃撃されたことが第一次世界大戦のキッカケとなりました。
現在は平和です。
美味すぎシチュー
雨も降ってきたので宿の方向へ向かいました。のぶよさんのブログで紹介されていたお店に行くことに。
メニューはこんな感じ。
早速ビールで優勝です。ボスニアのビール飲む経験なんて今後そうないやろうからね(言い訳)。
頼んだのはボスニア風シチューのボサンスキ・ロナツ。マッシュされたポテトとほろほろの牛肉とにんじんが相まって最高に美味しかったです。ビールと合わせて20KM(約1,740円)でした。
美味しいパスタ作った俺
この日の夜は宿でパスタを作りました。
ブルガリアで買っていたパスタの素。
そしてこちらが肉屋で買った200gの挽き肉。
あ、挽き肉ですっ!!!
出来上がったのがこちら。
パスタの茹でが甘かったか、もしくはザルがなくて水切りがちゃんとできてへんかったせいなのか、麺がモチモチしまくってて微妙に不味かった。
けどトビリシで作った地獄のチーズパスタと比べたら全然美味しい。自炊したけどそない安くついたわけではないよな。総額500円くらいかな。
夜の散策
パスタを食べた後に夜の散策へ。
夜のサラエヴォも綺麗です。
モスクもライトアップ。
ええ雰囲気やな。この街好きやわ。
街並み
最後に町並みを載せておきます。
綺麗な建物が多いですね。
バスステーション側にはビルがたくさんあります。
これがサラエヴォ市内を走るバスとトラム。
ドゥブロヴニクに移動
1泊の滞在を終え、朝にバス停まで移動。
また2kmちょっと歩いた。
バスターミナルではここで2マルク払わんとあかん。
道中、バスからの眺めが素晴らしい。
2時間半走りモスタルのバスターミナルに着きました。トイレ休憩。トイレに1ユーロもかかるの痛いなぁ。
2時間後にまた休憩所に。
パン2つを買いました。2つで2ユーロ(約340円)でした。
しばらく走るとアドリア海が見えてきた。綺麗すぎるやろ。
イミグレ到着。ボスニアは出国審査そのものがなかった。スタンプ欲しかったんやけどな。クロアチアの入国審査はタバコと食品持ってるか聞かれた。バックパックの中にアメスピ入ってるけどパンだけ持ってる言うて通過。別にタバコもokやろうけど。
そして美しいアドリア海を横目に見ながらまた走る。
バスターミナル到着。1時間遅れでした。
さいごに
今回はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォでの滞在記録でした!!!
めちゃくちゃ綺麗な街でビックリしました。でもコンパクトやし滞在は1日で十分かな。
次回は「アドリア海の真珠」と呼ばれる、クロアチアのドゥブロヴニクです!!!お楽しみに〜
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