みなさんこんにちは!いのこうです
今回はアルバニアの首都ティラナでの滞在記録です!欧州最安で滞在できると有名なアルバニア。そんな国の首都は一体どんな感じなのか。
路線バスの乗り方や長距離バスのターミナルについてなども記していきます。また、ティラナからベラトへの移動についても紹介しています!ティラナのオススメ観光地についてもリアルな感想をお届けしたいと思います。
それではいきましょ〜
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ティラナとは
アルバニアはヨーロッパで1番リーズナブルな国と言われており、近年旅行先の選択肢として人気になっています。
1990年代まで鎖国していたことに重ね、開国後は国民の多くがマルチ商法にハマってしまったそうで経済水準は低め。そんな波瀾万丈な歴史を持ちながらもユニークで面白いアルバニアの首都ティラナを紹介します。
ティラナの歩き方
まずはティラナの歩き方から紹介していきましょう。
路線バスの乗り方
アルバニアのバスは少し厄介です。理由は2つ。1つ目はクレカが使えず、料金が現金払いやということ。2つ目はバスの電光掲示板が壊れていることが多く何番のバスが目の前に来ているのか分からないことがあること。
一応GoogleマップやMaps.meでバスの検索は出来ますが、番号がちゃうかったり、検索に出てこやん番号のバスがあったりと、どうやら情報が古そうです。
これがバスの乗車券。1回の乗車で40レク(約68円)です。不便なティラナですが、運賃回収のおっちゃんはみんな優しかったです。毎回僕がバスに乗ると、「どこまで行きたい?」と聞いてくれ、目的地が近くなると「次で降りたらええで」と教えてくれました。
長距離バスターミナル
ティラナの最も不便なところは、大きいバスターミナルが市内中心部から離れていること。北には国内線バス、南には国際線バスの発着ターミナルがあるんですが、どちらも重い荷物を持って徒歩で行ける距離ではありません。
ティラナからベラトやジロカストラに行きたい場合は北側のターミナル。
ティラナからプリシュティナやオフリドなど他国の都市に行きたい場合はショッピングモールに併設されている南側(東側)のバスターミナルに行きましょう。
到着&チェックイン&晩ご飯
はい、ティラナに着きました。
とりあえずATMでお金をゲット。ATM使用料バカ高くて1,000円くらいしたけど、これ請求くんのかな。つらいな。コソボでは表示こそあったけど、請求は大丈夫やった。後からくるんかもやけど。
バスで市内中心部まで移動して、宿まで歩きました。
やっとこさ到着です。今回泊まったのはここ。
市内中心からは2kmほど離れていますが、朝食付きで1泊2,400円。キッチンもかなり広くて快適でした。もう少し安く泊まりたかったですが、ハイシーズンに入りつつあるので、この値段は仕方のないところ。目の前にスーパーもあるので便利でしたね。あとWi-Fiが爆速やった。
晩ご飯は適当にパスタ。
散策
宿で朝ご飯を食べてから、散策に出かけました。
スカンデルベグ広場
ここは市内の中心部となる広場。
周りは国立歴史博物館やホテル、オペラハウスなどに囲まれています。
1番の見どころなのかわからんけど、名前の由来になってるスカンデルベグさんの銅像もあります。オスマン帝国の侵略からアルバニアを守った英雄らしい。
エトヘム・ベウト・モスク
広場の南側にポツンとあるモスク。
時計塔とビルとモスクっていう謎の雰囲気を醸し出してる。
中はまあ綺麗でしたね。小さいけど。
キリスト復活教会
広場から少し西に行ったところにあるこの教会。
見たら分かりますかね?なんとここはモスクを改修して造られた教会。
そんなことしてええんかとは思うけど、アルバニアは無宗教が多いらしいわ。そういういざこざとこ問題には興味がない人多いんかもね。
Bunk’Art2
アルバニア全土に見られる、バンカー。
これは核戦争に備えて造られた防空壕です。頑丈すぎて共産主義終わった後に取り壊されへんくて放置されてるらしい笑笑
ティラナの中心にあるここは内部が装飾されており、博物館になってます。入らんかったけど。
城塞跡
次に向かったのは城塞跡。
おしゃれなストリートを抜けた先にあります。
入り口はこんな感じ。
中はもう城塞を全く感じへん、ただのショッピングセンターになってる。
聖ポール教会
次にたまたま目に入った教会へ。
外観はこんな感じ。
マザーテレサの像がありました。
中はこんな感じで質素です。
ピラミッド・オブ・ティラナ
お次はティラナのピラミッド。
別に歴史的価値はなく、かつての指導者によって造られた、わりと負の遺産。
でも廃墟になってるって聞いてたんやけど、綺麗に改装されてたわ。中は空っぽやったけどな。
上に登って見る景色はわりと綺麗やったかな。街並み一望できるわ。
マザー・テレサ広場
南に歩いて行くとマザーテレサ広場なるものがある。
マザーテレサの銅像は見つけれんかったけど、大学があった。
公園でカモと戯れる
さらに進んでいくと公園があります。
この「さくらのみち」とやらを歩いていこう。春になると桜が咲くんかな?
しばらく歩いていきますよ。
湖に出てきました。綺麗です。
カモたちがたくさんいます。追いかけて遊んでました。
未完成(?)のモスク
次にあまりにも大きいミナレットがチラチラ目に映っていたので、どのブログでも紹介されてへんモスクへ。
中どころか敷地内にすら入れませんでした。工事中なんかな?新しくできたばっかっぽい。数年後にはティラナの新しいランドマークになってるかもな。
昼ご飯
昼ご飯は宿の近くのバーガーショップへ。
店内こんな感じ。
値段見ずに入ったからわりと高くてビックリした。このセットで700レク(約1,190円)。メニュー見てからやっぱええわって感じで店を立ち去る勇気が欲しい。こういうの何回目よ。
晩ご飯
晩ご飯はスーパーでパスタとトマトソースを買い、自炊。
宿にオリーブオイルがなくて、適当にバルサミコ酢とビネガーを入れてみたけど、バルサミコ酢が大量に出てしもて、風味が強すぎた。40点の出来。
街並み
最後に街並みを載せておきます。
共産主義時代の名残があり、面白い形や派手な色をしたビルや建物が多いです。ただ、建設中のビルが多いなという印象もありました。
ベラトに移動
滞在を終えて、次はティラナから世界遺産の街ベラトに移動します。
ティラナは南北2つのバスターミナルがそれぞれどちらとも市内中心からかなり離れていてめちゃくちゃ不便です。路線バスを乗り継いで行きます。
ティラナのバス、ほとんどが電光掲示板が壊れとって何番かの表示がないからばり不便です。運賃回収のおっちゃんがバス停におる僕に向かって「おい!バスターミナルに行くぞこのバス!」と言ってくれて、乗ることができました。
バスターミナルに到着しました。奥に歩いていくと「ベラトか?」と声をかけられました。なので案内に従ってバスに乗る。料金は500レク(約850円)です。どうやら30分に1回という高頻度で出ているらしい。
過去のブログではベラトに行くには途中下車が必要というように書かれていたが、このバスはベラトが最終目的地のよう。それにミニバンではなくミニバスやったからわりと快適。
ちょうど2時間でベラトのバスターミナルに着きました。ここからは60番のバスに乗って市内中心へと向かいます。
さいごに
今回はアルバニアの首都のティラナでの滞在記録した!
まあ印象としてはただの綺麗な首都、といった感じですね。見どころは少なめです。ただ、モスクやら教会やら共産主義の建物やらが入り乱れているカオスな様子は見てて面白かったですね。
物価はそこまで安くは感じませんでした。北マケドニアとかコソボの方が安いんちゃうか?というような感触です。
アルバニアを「物価の安さ」だけでひたすら推してるキラキラ旅系インフルエンサーがおるけど、多分アルバニアだけ行って周りのバルカン半島諸国に行ってへん野郎なんで、無視してあげてください。
いや、まあ安いのは安いんですよ?ヨーロッパ内での安さはトップレベルです。ただ、バルカン半島の中で他にも安い国があるから「ヨーロッパで1番安い!」みたいな嘘をついてる人が嫌いなんですよ。
次回は世界遺産の街ベラトです!お楽しみに〜
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