【フエ】世界遺産の街フエを観光!!今回もバイクで巡りました

フエ観光アイキャッチ画像 バックパッカー

みなさんこんにちは!!いのこうです

今回はベトナムでも名高い世界遺産の街、「フエ」を観光して来たので、紹介します!!

フエはベトナムの中部にある街です。ダナンやホイアンにも近い距離に位置しています。

僕は今回、ベトナム旅の中でハロン湾に並んでこのフエを楽しみにしていました。
なぜかというと、実は僕は世界遺産検定2級を保持しているんですが、勉強している中でかなり気になっており、調べたことがあるからです。勉強した場所に実際に行けるなんて、嬉しすぎる

以下はHISのフエの紹介から抜粋です。

グエン朝時代の王宮や歴代皇帝の帝陵からなる「フエの建造物群」はベトナムで最初に世界遺産に登録されました。
グエン王朝の栄華を物語る壮麗な王宮、雅で華やかな離宮、西洋風の建築物など個性豊かな建造物が点在し、時代に翻弄されたグエン朝の歴代皇帝の想いや歴史的背景を色濃く反映した古都フエの街並みは、今も古きよき時代の情緒が漂っています。
フエ市内はフォン川を挟んで、旧市街と新市街に分かれています。
旧市街はグエン王宮やドンバ市場をはじめ、昔ながらの穏やかな街並みが残っています。

僕はフエまではハノイからバスで移動しました。かかった時間は14時間半でした。

ミンマン廟

フエを観光する手段は、3種類あります。

  1. バイクか自転車をレンタルする
  2. 現地のツアーに申し込む
  3. 声をかけてくるバイタクのおっちゃんを貸し切る

以上の3つです。オススメはもちろん、バイクかツアーです。
もちろん僕はいつも通りバイクです。

 

バイク・自転車のレンタル

バイク・自転車ともに街の至る所や宿で借りることができます。
フエの観光地はそれぞれが少し離れているので、バイクがオススメ。ただしベトナムでバイクに乗るのはかなり勇気が必要です。

宿で借りるとマニュアルが10万ドン(約620円)、スクーターが15万ドン(約930円)でした。
東南アジアのマニュアルのバイクは日本のマニュアルのバイクと少し操作方法が違うので、最初は戸惑うと思います。なんとクラッチレバーがないうえに、クラッチペダルは下げてギアを上げます。慣れるまではスピードを出さないようにしましょう。

 

現地のツアーに申し込む

バイクや自転車が不安&ガイドが欲しい方は現地ツアーが1番のおすすめです。

宿や街中の旅行会社で申し込むことができます。値段はすいません、分かりませんが高くはないはず。

 

バイタクのおっちゃんを貸し切る

フエを歩いていると、バイタクのおっちゃんがよく声をかけてきます。
彼らは観光客に感想を書かせたノートを持っており、日本語で書かれたページを見せてきます。

彼らが言うには、バイクで色んな観光地を巡ってくれるとのこと。
もしかしたら交渉次第ではツアーより安く行けるかもしれませんが、オススメはしません

なぜなら、

  • 犯罪に巻き込まれる可能性がある
  • 事故った際に保険がない
  • ガイドの言う内容が正しいのか保証がない
  • ぼったくられる可能性がある(降りる際、最初の交渉よりも高額を請求されるなど)

なので、自己責任でお願いします。

  1. カイディン帝廟
  2. ミンマン帝廟
  3. トゥドゥック帝廟
  4. グエン朝王宮
  5. ティエンムー寺

上記でリストアップしたうちの1〜4はフエの観光のメインスポットです。

全てを周りたい方は共通券があるので、それを買うとオススメです。

チケット売り場はどの観光スポットにもあり、金額は53万ドンです。約3,300円ですが、4つ周れるうえにどこも満足度が高いので、コスパはいいと思います。

Hueの観光地チケット

まず一ヶ所目はカイディン帝廟です。

グエン王朝の12代目皇帝のカイディン帝。在位期間は1916~1925年。 カイディン帝はほかの皇帝とは違い、フランス式建築を愛した皇帝としても知られています。
そのためカイディン帝廟もフランス建築を取り入れたものとなっており、それまでの中国様式とはまったく異なるのも特徴です。
グエン王朝は長く漢文が使われていましたが、現在のベトナム語のあたるクォック・グーに言語を改めたのもカイディン帝。
フランス文化を愛しフランスに魅了されたカイディン帝は、国民からの反発も多かったそうです。

なかなか見応えがありました。今回周った中でも少し異色な建築様式でした。

中も煌びやかで、個人的には好きでした。

レリーフも細かく、塔がかっこいい。

カイディン廟

中には煌びやかなお墓が。棺もありました。

ミンマン帝廟はカイディン帝廟からバイクで10分くらいでした。

第2代皇帝ミンマン帝(在位1820〜41)の陵墓で、考陵と称されます。
フエ市街から15km離れた小高いカムケー(錦鶏)山にあります。
考陵は1840年から3年かけて建設されました。ミンマン帝は完成前の1841年1月に病が急変し崩御されたため、次代皇帝ティエウチー帝により完成しました(1843年)。
ミンマン帝は先代とはかわって西洋文化を廃し、儒教的思想を重視していたため、陵は中国の明や清の陵制を参考にしています。
周囲1750mの城壁に囲まれた陵内には、拝庭、碑亭、寝殿、陵墓など主要な建造物が700m の真っすぐな参道の上に配置され、グエン王朝の最盛期を感じさせる威風堂々とした構成になっています。また顕徳門、崇恩殿、明楼には約600点の詩文が美しく彫刻されており、オリジナリティーのある建築物を見ることができます。
陵と優雅な大庭園がひとつに融合し、他の帝陵と比べて最もととのった構成の考陵は皇帝の荘厳さを体現しているといえます。

ちなみにこのミンマン帝廟、めちゃくちゃ広くて、観光に時間がかかりました笑笑

ミンマン廟

どこの帝廟にもこういう像がある。ベトナムの風習なんかな??

ここもかなり広い。周っている途中にスコールがあり、ビッチョビチョになりました。

トゥドゥック帝廟は、フエ郊外にある阮(グエン)朝第4代皇帝トゥドゥック帝の帝廟です。トゥドゥック帝の在位期間は35年間と、阮朝で歴代最長となっています。このトゥドゥック帝廟は、元々トゥドゥック帝の生前、1864年から3年間かけて、長期間用の別荘として建設されたもので、死後に転用され帝廟として用いられることになりました。
現在の帝廟でも当時トゥドゥック帝が住んでいた住居からお寺、また皇帝が釣りを楽しんだと言われている蓮沼等、当時の生活感のままのこっています。別荘として建てられたので、他のグエン朝王宮やカイディン廟とはまた異なった様相を呈します。鳥のさえずりや風の音、保養地としての静けさを感じることが出来るのが他とは異なった魅力の一つです。

結構広かった。途中でビッチョビチョなったけど。

フエの目玉といえば、この王宮です。

1802年から1945年までの143年間の長きにわたり、ベトナム最後の王朝がおかれた、グエン朝王宮はフエを象徴する観光スポット。世界遺産に登録されている建築物の中でも最高峰です。
周囲2.5km(南北604m、東西620m)の城壁に囲まれた、約3.6 平方キロメートルの広大な敷地内には、宮廷文化を今に伝える建築物が残っています。また、 王宮内にある閲是堂ではユネスコの無形文化遺産に認定されている、宮廷雅楽を観賞することができます。 
ベトナム戦争によりその大半が大破されましたが、現在は修復が進み多くの建築物が往事の姿を見せてくれます。
広大な敷地面積を歩いていると、歴史の重みを感じることができます。

めちゃくちゃ広い。観光に2時間かかりました笑笑

それでも周りきれていたのかは不明です。それぐらい建物が多い上に敷地が広い。

1番奥にあったメイン(?)の建物は改修中でした😭

フエ王宮音楽

敷地内では無形文化遺産の宮廷雅楽も楽しめます。

ティエンムー寺は川に対して王宮がある側にある、パゴダが目立つ場所です。

1601年に建立された、フエで最も古く美しい寺院です。 
ティエンムー寺院を漢字で書くとティエンは「天」、ムーは「姥」を意味します。名前の由来は、広南朝までさかのぼります。太祖グエン・ホアンは国を開くためにこの地を訪れた際、村民から伝承を聞きます。
その伝説では、ある夜に赤い衣と緑色の裾を着た一人の老婆が丘の上に現れ人々に「いつかここに真の主がやって来て、霊気と龍脈をあつめ強力な国をつくるために、寺を建てるであろう。」と語ったそうです。
これを聞いたグエン・ホアンは民衆の願いを叶えることができるように、また慶事の知らせに感謝をして、フォーン川に面する丘の上に寺を建て「天姥(ティエンムー)寺」と名付けました。

塔も目立っていましたし、奥には祈祷スペースがありました。

ティエンムーパゴダ
目立つ
ティエンムーパゴダ

中はこんな感じでした。

フエの満足度は本当に高いです。

少し客引きが鬱陶しい部分もありますが、人も優しく観光地も素晴らしいのでオススメです。

ベトナムといえばハノイ、ダナン、ホイアン、ホーチミンとなるでしょうが、ぜひフエにも足を運んでみてください!!

次回はダナン観光です、お楽しみに〜

 

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