みなさんこんにちは!いのこうです
今回はモンテネグロにある世界遺産の街コトルでの滞在記録です!
とある失敗談(旅人たちには役に立つ話)も盛り込んであるので、コトルの観光を考えている方はぜひ読んでみてください!
それではいきましょ〜
※1€=約170円(2024年5月時点)
コトルとは
アドリア海を隔ててイタリアと向かい合う国モンテネグロ。その海岸線が陸地に入り込み、複雑な入り江となったコトル湾の最奥部にある港町がコトルです。
その歴史は古代ローマまで遡ることができ、さまざまな大国の元で自治もしくは支配を受けながら交易都市として栄えました。前方には深い入江、背後は標高約1,800mのロクツェン山という天然の要塞に囲まれていたこの都市は数々の強国の支配を受けつつも一定の自治権を守って繁栄することができました。スラヴ諸国で最初の航海士学校が設立された歴史もあります。
到着&チェックイン
30分遅れでバスターミナルに到着したいのこう氏。
雷雨に打たれながら宿に向かいました。バスターミナル近くの宿をとっていて助かりました。
今回泊まったのはここ。
バスターミナルと旧市街の中間にある最高の立地の宿です。スタッフも優しいし、キッチンも広い。
洗濯物も干せたし文句のつけようがないですね。Wi-Fiがちょい不安定やったくらいかな。
雨も降ってましたし、夜ご飯には宿でパスタを食いました。ドゥブロヴニクで買った、お湯で温めるだけでokのありがたいやつです。底の深いお皿がなくて少し溢れました。
昼の散策
翌日は無事に快晴。散策に出かけます。城塞の部分で必見のコツとハプニングを記載してるので、コトルに行く方は必ず読んでください。城塞以外の各所の細かい説明は省いていますが、気になる方はおなじみ、のぶよさんのブログを参考にしてみてください。
旧市街に入っていく
早速南側の門から旧市街に入っていきます。
城塞と一体化しているかっこいい門です。
旧市街と猫ちゃんたち
旧市街に入ってきました。
路地がいちいちかっこいいです。ここで気になったのがコトルの旧市街は猫だらけということ。
どこを見回しても猫だらけ。
街をあげて猫を可愛がっているようです。
みんな可愛いな。
城塞
ここからは城塞についてです。
本来15€(約2,550円)かかる入場料を無料にする裏技と、トラップ(注意点)を記載しています。
城塞を登っていく
旧市街の北門を抜けて登山口を目指します。というのも、正規ルートでは15€(約2,550円)取られるんですが、裏側にあるハイキングルートなら無料で登れるからです。
裏ルートの入り口はここ↓
北門はこんな感じ。
北門を抜けると自然が現れます。
ちなみに正規ルートの入り口はこんな感じです。
橋を渡り右に行くと登山口があるので登っていきます。
登っている間も景色が綺麗です。ただ、汗だく。
途中この建物があります。左右に道が分かれてますが右側(建物側)の道を進んでいきます。
そして次に教会が現れます。
こちらは中はこんな感じ。
教会から城塞方面に進むとこんな感じの場所があります。
本来ここはハシゴがあったそうですが今はなく、このように登って小窓を潜る必要があります。小窓を潜ると正規ルートに出ます。あとはもう少し登るだけ。
こういう橋を渡り。
門を抜け。
頂上に着きました!!!
城塞自体はこんな感じ。
【必見】城塞からの景色
無事に頂上に着きました。
わんこも登ってた。
コトルの旧市街が一望できます。
めちゃくちゃ綺麗ですね。
コトルの三角形になってる湾が見えます。
なんて美しいんや。ドゥブロヴニクにも引けを取りませんね。
【がっくり】下りでのハプニング
景色を堪能したところで、帰りは正規ルートで帰っていきます。
正規ルートもこんな感じの階段やからわりとキツいやろと思いながら降りていく。
途中で教会もあります。
道中、高さが変わると街の見え方が変わるので飽きません。何度も止まってはカメラを手に持ってしまいました。
さあいよいよ降りきったというところで想定外の事態が。
なんとゲートを出る時にチケット提示を求められたのです!!!
「俺裏ルートから登ったで」と言っても、「城塞に行ったならチケットが必要やで。15€はろてな」と言われてしまい、払う羽目に。くそう、まじか。前までの情報なら帰りの正規ルートでチケット求められた人なんておらんかったのに、システム変わっとる!!
Xでツイートしたところ、去年の10月に行った人が帰りのチケット提示なかったって言うてたんで、今年入ってから変わったんかも。せっかく裏ルート選んで登ったのに結局15€(約2,550円)飛んでった!!最悪や!!!
やから、無料で済ませたい人は帰りも裏ルート使うのが賢明です!!
システム変わってるから注意ね!!!
旧市街散策
かなりショックでしたが、気を取り直して旧市街散策。
聖ルーク教会
旧市街には教会が何個かあり、ここはそのうちの一つである聖ルーク教会。
広場は賑わっています。
ローマとビザンチン建築の両方の特徴を持つ珍しい教会。過去の大地震で唯一被害がなかった建物らしい。
聖ニコラス教会
聖ルーク教会の向かいにあるのがここ。
建物はシンプルですね。中は工事中では入れず。
バザール
お次はバザール。
バザールと言っても日用品や食料品が売ってるのではなく、お土産屋さんが並んでいます。
猫関連のグッズが多いんよな。コトルは猫を愛しすぎてる。
時計塔
コトルのシンボルの一つ。
1602年に建てられた歴史のある時計塔です。
周囲は広場になっており観光客で賑わっています。
西門(シーゲート)
ここは時計塔の近くにあるゲート。
海沿いにある門で、大砲があります。
聖トリプン大聖堂
コトルでは珍しいカトリックの大聖堂です。
1160年に建てられた由緒ある大聖堂。中に入るには4€(約680円)の入場料が必要なので諦めました。さっき城塞で15€も取られたからね。ここに4€払うならビール飲むわ(おい)。
昼ご飯
コトルの旧市街のレストランがどこも高いので、散策を一旦終えて昼ご飯は宿でパスタを。
キッチンが広くて快適やね。城塞のトラップにイライラしてビールも(お前が飲みたかっただけやろ)。
ソーセージを使ってボロネーゼを作ろうとしましたが、どちらかというとナポリタンみたいになりました。美味かったです。最近自炊の腕がめきめき上がっています(レトルト系使ってるやろ調子乗んなという声が聞こえてきそう)。
【絶対に食え】絶品モンテネグロ風BBQ
晩ご飯はコトルに関するブログでは必ずといってもいいくらい紹介されているこのお店です。
モンテネグロ料理はトルコに影響を受けているものが多いらしく、ここではモンテネグロ風バーベキュー(Mijesano meso)を食べることができます。
店内はこんな感じで、列に並び注文します。
会計をしたら番号札をもらいます。注文後に焼き始めるので、20分ほど待つ時間が発生します。店内か屋外の席で待ちましょう。
さあ、頼んだものがやってきました。僕が頼んだのは定番のやつ(Mixed grill)のLサイズで14€(約2,380円)です。このサイズで実は最小なんです。
味の方はというと、めちゃくちゃ美味い。文句のつけようがない。旅に出てからこんなに肉をたらふく食ったのは初めてかもしらん。幸せや。これ、女性では1人で食いきれんと思う。あ、隣にビールが見えているのは気のせいです。
店内にあった地図やねんけど、日本、適当すぎん?本州と四国と九州くっついとるがな。そのくせ北方領土はしっかり書かれとんのかい。
夜の散策
夜に旧市街を歩いてみました。
夜は雰囲気がガラッと変わって最高です。
猫ちゃんも可愛い。
ポドゴリツァに移動
コトル滞在を終え、首都のポドゴリツァに移動します。
こちらがバスターミナル。着いた時と同じ。ここも入場料1.5€(約255円)が必要でした。狡い商売しやがって。
荷物を預けるのにも2€(約340円)が必要。バルカン半島は全部こんな感じ。まあ仕方ないんやが。とにかく円安が収まってほしい。ユーロ円がヤバすぎる。(2024年5月時点での感想)
2時間ほどでポドゴリツァのバスターミナルに到着。ここから宿までは1kmちょいなので、歩きます。
さいごに
今回はモンテネグロにある世界遺産の街コトルでの滞在記録でした!!
めちゃくちゃ綺麗な街でしたね。ドゥブロヴニクにも負けないくらいのええとこでした。
次回は「欧州一醜い街」と称される、モンテネグロの首都ポドゴリツァでの滞在記録です!
お楽しみに〜
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