【ポドゴリツァ】欧州一醜い街!?モンテネグロの首都を実際に歩いてみた

ポドゴリツァアイキャッチ バックパッカー

みなさんこんにちは!いのこうです
今回はモンテネグロの首都ポドゴリツァでの滞在記録です。
「欧州一醜い街」という悲しすぎる異名を持つポドゴリツァですが、果たしてどんな感じやったのか。ポドゴリツァの観光について知りたい方は必見です!
それではいきましょ〜
※1€=約170円(2024年5月時点)

ポドゴリツァとは

モンテネグロの事実上の首都であるポドゴリツァ。過去5回も名前が変わり、2回地図から消されるなど政治的な影響を大きく受けてきた街です。

ポドゴリツァ
川は綺麗

ガイドブック等では見所がないと言われ、「欧州一醜い街」という悲しい通称もありますが、美しい自然やギャラリーなど素敵な見所があるそう。

到着&チェックイン

2時間ちょい走って、コトルからのバスはプリシュティナに着きました。

ポドゴリツァ
バスターミナル

バスターミナルはこんな感じ。

ポドゴリツァ
歩く

ここから宿を目指して1kmちょい歩きました。

宿に到着。今回泊まったのはここ。

ポドゴリツァ
キッチン

オーナーがめちゃくちゃ優しいのと、キッチンもあって自炊もできました。

ポドゴリツァ
部屋

部屋も綺麗やし、シャワーもかなりの水圧で温水が出て満足です。1泊16€(約2,720円)です。

散策

さあ、荷物も置きましたし、散策に出かけましょう。先に結論から言っておくと、ポドゴリツァ、「欧州一醜い街」という異名通り、全く面白くはなかったです。醜いは言いすぎやけど、見どころがない。

昼ご飯

昼ご飯は宿の人に教えてもらったケバブ屋さんへ。

ポドゴリツァ
メニュー
ポドゴリツァ
メニュー

メニューはこんな感じ。安いな。

ポドゴリツァ
ブレク

パイに具を入れたブレクというものを食べました。具材はビーフとチキンとチーズが選択肢でした。僕はもちろんビーフを選択。外はサクサク、中はモチモチで美味い!

ポドゴリツァ
ブレク

元々大きいやつを上の写真みたいにカットしてくれます。これで1.6€(約272円)ですから、得した気分です。同じ国でも超人気観光地のコトルと比べると遥かに物価が安いですね。

独立広場

昼ごはんを食べたところから徒歩2分、街の中心部にあるのが独立広場です。

ポドゴリツァ
独立広場
ポドゴリツァ
独立広場

これが街の中心とは思えないほど閑散としており、寂しい場所です。

時計塔

独立広場から南に10分ほど歩いた場所にあります。

ポドゴリツァ
時計塔

第二次世界大戦のポドゴリツァ空爆を耐え抜いた、オスマン・トルコ時代の数少ない建造物の一つです。中に入ることはできませんでした。

スタロドガンジャスカ・モスク

読み方合ってるんかわからんけど、英語名ではStarodoganjska Mosqueです。

ポドゴリツァ
モスク

ポドゴリツァにはいくつかモスクがあるみたいですが、たまたま寄ったのがここ。

ポドゴリツァ
モスク内部
ポドゴリツァ
モスク内部

「中に入って写真撮ってええで」とムスリムの方が言ってくれたので甘えさせてもらいました。

オールドリブニカ川橋

モスクから歩いてすぐのところにある橋です。

ポドゴリツァ
古い橋

はるか昔ローマ帝国時代に建築され、オスマン・トルコの支配下で今の姿に変わったそう。

ポドゴリツァ
川は綺麗やな

川がめちゃくちゃ綺麗ですね。

ポドゴリツァ
川と橋
ポドゴリツァ
ビルと要塞

ビルも見えますし、モダンな橋もあります。

ポドゴリツァ
綺麗な川や

ポドゴリツァはやることがなくて、ここでシャッタースピードを遅めて撮影するくらいしか遊びがなかったです。

ポドゴリツァ
要塞と国旗

ちなみにすぐ側には要塞があります。

ポドゴリツァ
要塞

要塞と呼ぶには少し心細いくらいの大きさです。

キリスト復活正教会

オールドリブニカ橋から歩いて15分くらいにあるのが、2013年に完成したばかりの新しい教会。

ポドゴリツァ
教会
ポドゴリツァ
教会

まあまあ立派です。

ポドゴリツァ
内部は綺麗
ポドゴリツァ
内部
ポドゴリツァ
内部

中は金色を基調に聖人の絵が描かれていました。うん、綺麗やね。ベオグラードのサワ大聖堂の縮小版みたい。

ポドゴリツァ
謎のオブジェ
ポドゴリツァ
謎のオブジェ
ポドゴリツァ
謎のオブジェ

近くには手が生えた謎のオブジェがありました。

ミレニアム橋

ここも一応観光地らしく、ポドゴリツァのランドマーク的存在らしい。

ポドゴリツァ
ミレニアムブリッジ

これがランドマークになるわけですから、ポドゴリツァがいかに何もないかがわかります。

ポドゴリツァ
川は綺麗

川は綺麗です。

聖ジョージ教会

独立広場の北、徒歩5分の場所にあるポドゴリツァ最古の教会。

ポドゴリツァ
教会

16世紀に建てられたらしい。

ポドゴリツァ
綺麗

中はね、フレスコ画やらイコンで彩られてて綺麗やったよ。

ポドゴリツァ
内部

絵も飾ってる。

晩ご飯

夜は雷雨がすごくて外に出れんかったから、自炊した。

ポドゴリツァ
晩ご飯

ドゥブロヴニクで買っておいた、茹でるだけでokなやつ。

ポドゴリツァ
晩ご飯

完成したのがこれ。パッケージの写真となんかちゃうな。水多かったかな。でも美味かった。隣にビールが見えるのは気のせいです。

街並み

最後に町並みを載せておきます。

ポドゴリツァ
落書き
ポドゴリツァ
廃墟
ポドゴリツァ
街並み
ポドゴリツァ
街並み
ポドゴリツァ
街並み
ポドゴリツァ
街並み

通りはこんな感じ。ヨーロッパの他の国々と比べると、中央アジアやコーカサスのような旧ソ連の雰囲気がすごい。

ポドゴリツァ
落書き
ポドゴリツァ
廃墟
ポドゴリツァ
落書き
ポドゴリツァ
落書き
ポドゴリツァ
落書きされた橋

そして落書きも多いんですよね。綺麗な川との対比がすごい。

コソボの首都プリシュティナに移動

朝8時に宿を出て9時発のバスに乗るためにバスターミナルに移動してきました。

ポドゴリツァ
バスターミナル
ポドゴリツァ
チケット

オンラインで買っていたのでチケットを印刷してもらいます。無料でした。ポドゴリツァ→プリシュティナの移動はFLIX BUSにはなく、Bus Ticket 4 Meというサイトで買いました。18€(約3,060円)でした。

ポドゴリツァ
プリシュティナ行きバス

まさかのミニバス。7時間45分もミニバスかぁ。そしてここも荷物預け代2€(約340円)がかかった。バルカン半島は毎回バスでの移動で荷物代がかかる。つらい。2€なんて、自炊なら1食分やで。そして運転手によるとどうやら俺はアルバニアのどこかの街で違うバスに乗り換える必要があるらしい。

ポドゴリツァ
プリシュティナ行きバス

いざ乗ると人が少なくてわりと快適でした。Wi-Fiはないけど。

まずはモンテネグロ出国。そして一度アルバニアに入ります。アルバニア側では入国スタンプを押されず。「これ出国する時大丈夫か?」と一抹の不安を抱えながら再びバスに乗り込みます。

プリシュティナ行きバス
休憩
プリシュティナ行きバス
ク○バ○ア

休憩所到着。大きいバスに乗り換えました。席に座ったらなぜかおばはんが激怒してきて後ろの席に移動させられました。座席自由やし訳わからん。おばはんは僕が元々いた席に座ってぐーすか寝とる。ふざけんなよク○ババア。それからパスポートがバスの係員に回収されました。このパターンは初。ちゃんと返ってこいよ。と思ってたら乗客の検査だけやったのか、すぐに返ってきた。

プリシュティナ行きバス
バス

一度休憩を挟みアルバニア出国。バスの中に担当官が乗ってきてパスポートを回収された。アルバニア出国もコソボ入国もスタンプは無し。

プリシュティナ
視線がきつい

そしてバスは1時間も巻いてプリシュティナのバスターミナルに到着。優秀です。

さいごに

今回はモンテネグロの首都ポドゴリツァでの滞在記録でした!
想像以上に見どころがない街でしたね。「世界一何もない首都」って言われとるラオスのビエンチャンよりも何もない。タジキスタンのドゥシャンべとええ勝負。いや、街の綺麗さで言うたらドゥシャンベの勝ちか。
ポドゴリツァから日帰りで行ける場所に崖にある教会やバードウォッチングができる公園があるみたいなので、ポドゴリツァに複数日滞在する予定のある方はそこに行くのがおすすめかな。僕は日程的に滞在が1日やったんで市内散策だけでした。
次回はコソボの首都プリシュティナです!お楽しみに〜

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